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花で飾られた墓地は
東京のようにさみしく

思い出は
人と人との間にはいない
誰のものともつかずにひとり
野ざらしでいて美しい

見ず知らずの人に会釈をして
道を譲ると
僕はひとり ....
 ・藤篭に鳴く生きものや死にものや


 わたしが佐藤みさ子の川柳と初めて出合ったのは、『川柳MANO』だった。
 『川柳MANO』は樋口由紀子が発行人を勤める川柳誌であり、佐藤みさ子はその会 ....
 明かりの灯らない平屋のバラックが何処迄も続く闇の濃淡の、草海原にも似た街並みの成れの果てを、たたんととん、たたんととん、二両編成の電気鉄道は往く。心寂しい律動が鼓動に同調し、寂しさに胸が絞り上げられ ....
月乃助さんの古月さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
東京- 古月自由詩3*12-8-18
【批評祭参加作品】ひろげた本のかたち(佐藤みさ子)- 古月散文(批評 ...8*10-1-11
夜船- 古月自由詩209-10-24

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