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野良猫がなにかを待っている駐車場
壊れた街灯がまばたきしている路地
さびしげな風が吹いて扉が閉まる
いつもこんなふうに僕は
君の影を追ってばかりいるわけじゃない
冷たい窓ガラスに当てた指先
 ....
彼女はいつも小さなベランダから
校舎裏の駐車場で
憂鬱に潰されてかかっている俺を見つけては
静かに螺旋階段を下り
情熱も慰めも含まれていないキスをくれた
唇が触れた跡には淡い火傷のような感触 ....
月乃助さんの薬指さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君がここにいてほしい- 薬指自由詩410-3-23
十六歳- 薬指自由詩410-3-22

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