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うつくしい人の想像をこえた
あなたのかかえているもの
すべては朝だった

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きもちいいくらいの遠心力で
渡り鳥は群れていて
ふゆ、なんてたった一言で
言っていいことと悪いことがあ　.... 　江國香織の詩集『すみれの花の砂糖づけ』(新潮文庫)は、理論社刊の詩集『すみれの花の砂糖づけ』に12篇を増補した、全部で70篇ほどの詩集だ。
　今回はこの詩集を、「つめたい」というひとつの言葉に着目　.... 海へと抱かれる
やわらかい夕陽の
いよかん色にもえて

さざめくひかりは一心に
反射し
調和し
舌のうえではじけて
ひとすじの
輪郭をあらわす

（帰ってきてもいいよ、という言葉　.... 手をはなした風船は
青ざめた空にすいよせられた


耳鳴りに足をとられて
ずっと逆立ちしたままだったと
朝顔のつぼみが綻びて気がつく


汗をかいたグラスがそっと
海辺の風をつれて　....

月乃助さんのことこさんおすすめリスト（4）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
立冬	- ことこ	自由詩	14*	12-8-4
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