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 ナスがなった
 まだ小さい
 そっと撫でた
 冷たかった
 夏の音
 風が聞こえる
 雨は降る
 土は湿り 葉は大きく広がる

 ナスがなる
 まだ小さい
 重そうに 頭は ....
 
 
ごむとびしてる
おねえさんとよんでいた
おんなのこは
いまはそこにいない

きんじょでくらすときいた
たんしんふにんの
おっとをまついえで

あいにいきたいけど
きょり ....
かげろうみたいに揺れていた
道端に咲く花の名前を知らなかった

うつむきながら歩くのは
暑いからではなくて
探しものをしているから

交差点で泣いている少女を見かけた
優しい言葉をかけ ....
だうも
詩というものは
いまの日本では
直截ではだめらしい。

パプアニューギニアに暮らしたことがあるが
700近い言葉が
いつも飛び交っていた

だうも
日本という国の詩は
複 ....
カラリ カラリ

氷がゆれる朝

アイス珈琲がにがい

曇った静かな火曜日

勤勉な僕ら

連日の触発に

発酵できそうさ



「せめて美化しないように」

でも ....
「僕が愛おしいと思う女は他人が見たら欲情もしないような女だったんだ」
と雨の中で呟き煙草を放り投げる
傘なんて大嫌いだ
全身を複雑骨折してしまえばいい傘なんて
不貞腐れて雨に濡れて歩き ....
銀色の糸で夜空の端を結んで
葉緑素だけつめたはこのなかに
すこしずつ流し込んでいく
そしたら女の子がおどろいた顔で
真珠のような瞳をみひらいて
でもそのあとすぐ微笑った
無機物の甘 ....
砂場でを山を作るくらひ
手に届き過ぎる自己表現
唯一目指すも埋もれてく
地に足つき過ぎ、誰の為

ただただただただ窺ふは
誰かれ知らずに消へる花
でもまたしかし糸ならば
こころや夢と向 ....
なにか食べたい
あまいあまいお菓子が食べたい
昼間デパートで見た
おいしそうな匂いのするクッキーが食べたい
でも
わたしにはお金がなくて買えなかった
あまいお菓子が食べたい
幸福な気持ち ....
 
 
商品棚に並べられた
きれいなゼリー状のものに囲まれて
カイちゃんが笑ってる
時々ふるふると震えて
何も言わない

床に落ちている
貝殻や干からびたヒトデを
二人で拾う
昔 ....
「死んでしまいたい」が口癖な君に
「生きていれば良いことあるよ」
と言いかけて言い切ることができなかった

それを時代のせいにしたところで何になるのだろう

夢とか希望を持ち難いこんなとき ....
みぞるるさんの自由詩おすすめリスト(71)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- doon自由詩11*09-6-18
まご- 小川 葉自由詩209-6-18
「そして静かに暮れてゆく」- ベンジャ ...自由詩5*09-6-18
ヒカリモノのコロニーで- 草野大悟自由詩109-6-17
やさしいトリッキー- 蝶澤自由詩5*09-6-17
- 虹村 凌自由詩309-6-17
水没- アヅサ自由詩9*09-5-24
思(し)について- 邦秋自由詩1*09-5-24
あまいあまい- 蒼木りん自由詩309-5-23
コンビニエンス・ストア- たもつ自由詩1609-5-23
がらんどう- 恋月 ぴ ...自由詩34+*08-12-18

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