すべてのおすすめ
{引用=(横たわる河をいつもひとり渡ったこの身も河のひと粒として)}

電源を切ったつめたい指先が私の花をふるわせて、夜

私だけを、という歪んだ夢をみて卓上の檸檬が暴発する

恋人か友人 ....
六月の招待状にマルをつけ刈られて強く匂いたつ緑



噛みついた腕から甘い草いきれ雨も恵みにちがいなかった



二人だけの秘密だよってからまった翌朝 夏草ぐんぐん伸びる



 ....
片目とじて高層ビルのてっぺんを愛撫するほど遠いきみの背


くちびるが世界、とひらき漏れ落ちる欠片のなかにわたしは棲んで




カレンダーに王冠を描くもう二度とあうことのないひとの記 ....
はちはちよんさんの石畑由紀子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
欠けていて、月- 石畑由紀 ...短歌1009-10-26
セクレット- 石畑由紀 ...短歌9*09-5-6
ロスト- 石畑由紀 ...短歌5*09-5-3

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する