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一度きりあった
あの年の冬日和の空を
見上げた
雪深い底では私が眠っていた
春を待ちながら
かたい殻でおおった種子だった。
銀世界の予感の中心で
熱く流動する硝子のように夢を見ていた。
....
石
石の
私を
知っている
この道中を 転がるねむりにつくまで
一瞬の銀河を
青いトンボ玉の影は透けて
石と添い寝をする。こんにちは、
樹木の芽の
吹き出る
空気が澄み
口を ....
相田 九龍さんのこしごえさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬
-
こしごえ
自由詩
2*
09-12-1
硬質なつらなり
-
こしごえ
自由詩
5*
09-11-15
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