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こんな地方都市の半分住居の小さなビルでは
屋上のすぐ下まで人の生活の気配がする
が 屋上へはめったに人が上がらないので
屋上はやけに
世間ばなれしている

何十年も人が上がったことのない屋 ....
かみさまおねがい
どうしてひとはしぬのか
おしえて

かみさまおねがい
どうしてひとはけっこんするのか
おしえて

かみさまおねがい
どうしてひとはこいをするのか
おしえて

 ....
野原を歩いていた
深い霧の中を
ひとりで歩いていると
子供の頃に飼っていた犬に出会った
犬はうれしそうに
ペロペロと私の手をなめた

野原を歩いていた
私を呼ぶ声がしたので
振り返る ....
見知らぬ地方で
街路樹の道を歩いていた
誰かが私を見ているような気がして
後ろを振り向いたが
誰もいない

南国特有の強い日差しが
こんもりと茂った
緑の街路樹たちを照りつけていた
 ....
玲瓏の雲がたなびく
岸辺
ゲノムを運び終えた生き物たちが
崩れた山のように
積み重なって倒れている

おびただしい数の
生き物たちの目や口や鼻
牛や馬に混じって
人の体も横たわってい ....
こんな寒い夜に
あなたは遠い所へ行ってしまった
こんな寒い夜に
あなたは誰にもつげず
一人で誰も手の届かない所へ
行ってしまった

あなたが産まれた日
おかあさんは
やさしく微笑んで ....
これは知人から聞いた話

宝船を作ることが趣味の男がいた
船の材料は安い紙だが
金銀の色紙で作った財宝をのせている
そんな宝船が
男はこよなく好きだった
ある日曜日
いつものように宝船 ....
ある獣医師が
動物は死を恐れない
と言っていた
静かにその時がくるのを
向かい入れるという

うちのチャリーも
きっとそうなんだろうな
その時に
おろおろしている
ボクが見える
 ....
オリーヴさんのばんざわ くにおさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉のない世界3__(建物の屋上)- ばんざわ ...自由詩5*09-10-5
かみさまおねがい- ばんざわ ...自由詩2*09-8-1
野原を行く(あるいは脳内の昔の自分に会いに行く)- ばんざわ ...自由詩3*09-7-11
見知らぬ地方にて- ばんざわ ...自由詩7*09-6-28
記憶の終点- ばんざわ ...自由詩4*09-5-23
こんな寒い夜に- ばんざわ ...自由詩4*08-12-6
宝船- ばんざわ ...自由詩1*08-8-23
死について- ばんざわ ...自由詩4*08-5-25

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