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驟雨
壁の絵を外すと窓がある
まだ名前のない誰かの清潔な床に
点々と零れた眠りを辿る
廊下に並んだ額縁の端
署名が目に入る
布をかける

遡行する
中庭の石畳はまばらに濡れ
痩せた ....
あちらの通りにもこちらの通りにも
切り紙の蝶々が舞っていて
お母さんにとって、と言うと
あれは冬をつれてゆくのだと言う

ところで
だめになることを蟄居という
たまたま螺子の加減がね、ど ....
中原 那由多さんの古月さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
署名- 古月自由詩6*10-4-14
春待ち蝶々- 古月自由詩3*10-2-25

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