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{引用=からだの奥から
たらたらと
わたしが滴り落ちていく
産声とともに泣いた日の
わたしの初めの一滴を含んだ雨で
シーツを洗いたい
足跡にそって
てんてんと広がった池を
みじめな ....
{引用=off
部屋の明かりを消しても
真っ暗にはならないんだね。
夜たちからは、もうとっくに
ほんとうの夜なんて
消え去ってしまったみたい。
街灯の光がカーテンを透かし
....
{引用=眠れよい子よ
月がほしいと泣く君よ
闇夜の空に手を伸ばし
きつくきつく握っても
月はその手をすり抜けて
君の心を絞めつける。
ほしいほしいと泣けば泣くほど
月は君を支配して
....
{引用=うずくまる。
からだの表面積をちいさくして
世の中の37%を遮断する。
わたしのまるいふくらみと
わたしのしろいふとももをくっつけて
ひとつ。にすると
やわらかな鼓動を感じ ....
ゆく雲が
君を求めてのばした蔓から
ふわりと咲いた雪の花びら
彼方を白く染めるものの
ひとつひとつの小ささを
ひとつひとつの儚さを
まるく含んだ湿り気が
花の波に匂いたつ
....
{引用=「出かけないか。」
「どこへ?」
「過去へ。」
「タイムマシンでも発明したの?」
「まあね。真っ暗な夜があればいいんだ。」
神様は天球に宝石箱をひっくり返し、銀の砂をまいた。
....
わたしの中の真昼の闇
闇の中の狼の虹彩
虹彩の中のおまえの影
ふるえている
耐え切れない心を
掻き毟るための
1/4拍子を宿した指先
どうかわたしの爪を切っ ....
毎日 ベタベタするのはニガテ
ランチ食べるのも 映画見るのも
買い物行くのも 小旅行だって
ひとりの方が気が楽だったりする
メールの返信だって 律儀な方じゃなくて
よく心配か ....
中原 那由多さんの夏嶋 真子さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
火群
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夏嶋 真 ...
自由詩
37+*
10-4-2
off
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夏嶋 真 ...
自由詩
30
09-11-2
月の子守唄
-
夏嶋 真 ...
自由詩
22*
09-10-17
うずく、まる。
-
夏嶋 真 ...
自由詩
49
09-9-17
夏
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
35*
09-8-8
一秒前/月/そして現在
-
夏嶋 真 ...
自由詩
24*
09-7-13
影
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
25*
09-6-15
なんとなく
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
18*
09-4-7
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