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四月のよく晴れた日
教室の窓際の席で頬杖をつきながら
虚ろなその目にさす光は
誰かが悪戯に映した空

悲しい影を落とした睫毛を縁取る萌黄
かたく結ばれた唇に新しい桜色
そのバックグラウン ....
夏の陽射しの眩しさの中から
隔離されたような
ひんやりとした影を落とす
白さに飲まれた暗い部屋

鼻孔を抜けていく他人の匂いが
なんだか心地良くて
初めての記憶が懐かしい過去を
呼び起 ....
中原 那由多さんのかのこさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
拝啓、青空- かのこ自由詩210-4-1
幻と陽炎- かのこ自由詩209-7-4

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