すべてのおすすめ
  いたむ目に
  また
  煙り刺す

  秋の空

  誰か気づいて
  夕立ちの人



   仕方なく
   灯すほのお
   と

   苦い液

   吐 ....
流しでグラスが割れた
まな板がおもいきり悪く愛をとなえると
こらえきらずにグラスが割れた
数すくない夢を
多角のくちびるに運び疲れ
包丁と見つめあっていたからか
鋭く指に切れ目をつけて流し ....
夕暮れの城

ひかりは厚さを失いはじめひとりまたひとり
公園の砂場から友達がいなくなってゆく
やわらかな指の持ち主を伸びきった影が薙ぐ
夕暮れの城を築く今日の砂が水を失い
ひと葉の小枝を支 ....
霜天さんの折釘さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たばこ_五首- 折釘短歌504-8-16
もうすこし、やさしく- 折釘自由詩404-7-17
夕暮れの城- 折釘未詩・独白604-3-22

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する