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村にはじめてコンビニができたような
月がはじめて携帯持ったような
柳の川は桜四分と混じりあい
街燈も綺麗だけど
そんな気持ちにはなれない

山羊が獏にならい
はじめて夢を食べたような
 ....
いちいち考えるのも嫌な程
空の色は日々まちまちだから
季節という単位はいい
そして新しい春がやってくる


まだ外は寒いのに
窓は全開のまま
ビー玉のような海
煙突は禁煙しない
 ....
たくあんで涙を食べた
ひいじいさんは欠かさず買い物についてくる
子供の裾を握りながら
足がないから、疲れないよと
祖母に笑って冗談を話す


デパートは同級生で一杯
ハバナで戦死した敏 ....
しまわれたミシンのように寝た夜

確かにじわり夏が
やってきて
背中は
しずかに暖かい

窓から伸びて廊下まで臨む
虹には
家族誰ひとりだって気づきはしない
だから明日の
朝食の ....
霜天さんの便乗鴎さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 便乗鴎自由詩2*06-3-2
アメリカ_2- 便乗鴎自由詩9*06-2-16
同窓会- 便乗鴎自由詩3*06-2-3
- 便乗鴎自由詩4*06-1-11

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