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八月二十七日 午前三時
ひっそりと聞こえる祭囃子や
遠くであがった花火に
いつでも僕らの世界は置き去りだった
それでも ....
てふてふが
海を渡つてゐるのを
飢ゑた勇魚が、
ぢつと、見た
食べてはいけないのだよと
言ひ聞かせながら
....
誰もいなくなった部屋で
揺れる鈴を
祭囃子と
遠い花火が
呼んでいた
赤い小さな
金魚の遊ぶ
窓辺に揺れる鈴
(ち、りん)
月明かりの ....
霜天さんの紫乃さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
追想と花火
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紫乃
自由詩
11*
05-7-23
_てふてふと勇魚
-
紫乃
自由詩
12*
05-7-21
風鈴の、金魚
-
紫乃
自由詩
7*
05-7-21
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