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あのころ
きみが蒔いた
虹のかけらは

かぜにふかれ
悠久をこえ
きょう
ぼくらのちいさな庭に
七色の花を咲かせた

きみは
あのころとおなじ笑顔して
花たちを
いとおしそう ....
まんまるな月が
笑い泣き顔して
永遠を探しているよる

太陽は
そらのベッドで
くうくう
あしたの光をはぐくんでいる。
腰を痛くして
春を支え合っている
さくら
じごくの中にも
てんごくは
あるんだね

まいちる
うすももいろの
きょう

もう
すっかり
寝入ってしまった
入浴日のさくら
 ....
心臓が
十字架にさらされ
ぱたぱた
してた

かぜにふかれ

ぼくらは
それをみて
哀しいばかりに
涙して

かぜにふかれ

かぜは
それでも
形而上学的な花を咲かせつ ....
三之森寛容さんの草野大悟さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風がきみのやわらかな髪をなびかせる五月に- 草野大悟自由詩509-5-14
春夜- 草野大悟自由詩609-5-9
さくら- 草野大悟自由詩5*09-4-7
かぜのこころ- 草野大悟自由詩2*09-4-2

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