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さわらないでと
胸に茨を抱きかかえたまま
叫んだね。
マゼンタの色の野ばら
きみと、ぼくの
灰に涸らされてゆく喉で
必死に歌っていた僕ら
君は僕に蕾ひとつない
花冠を作って ....
顔のぼやけた数人を認めないことで
自分の価値をあげようとしてる
仮面ばかりが豪奢になったこの星で
どうして素顔を人に受け入れてもらえるなんて
思うの。
君がつむいだ言葉と嘘 ....
三之森寛容さんの水島芳野さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
野ばらの王国
-
水島芳野
自由詩
8*
09-4-1
今宵はあなたの舞踏会
-
水島芳野
自由詩
5
09-3-31
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