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不思議
深く眠りながら
果てしなく醒めている心地
見えない舟が 横たわる僕を乗せて
透きとおる彼方へと 漂ってゆくよ

夜は青く
あえかな香りが僕を包む
この流れのほとりには 何処まで ....
晩秋の薔薇の逆光

僕らの無言が凝固する日時計

輪郭の綻びかけたモノリスの横貌

枯れた水盤の縁に小さくゆらめく追憶
君は銀の鳥籠に
薄紫の星雲を飼っていた
窓の遠くに見える森の上の空に
時々神様の背中が見えると云った
僕は君にしずかな憧れをおぼえながら
でもただ淡々とあいづちをうったりしていた ....
森未さんの塔野夏子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見えない舟- 塔野夏子自由詩7*12-2-27
午後小景- 塔野夏子自由詩3*11-11-23
神様の背中- 塔野夏子自由詩4*11-11-13

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