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街のあらゆる隙間から
浸み出てくる泥に追われて
JR駅構内の暗がりの
打ちっ放しのコンクリート壁に
ひっそりと身を寄せる
壁に走るひびはハイウェイ
ところどころ露出した
砂利 ....
{引用=
麻酔の切れた
風見鶏は
錆びついた羽で
取り戻したくて
逆回りを始める
けれど
優秀な風見鶏は
一度たりとも
選択肢を誤ったことは
なかったので
わからなかった
西な ....
桐野修一さんの自由詩おすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
泥
-
壮佑
自由詩
19*
09-3-20
彼は空を飛びたかった
-
亜久津歩
自由詩
21*
09-3-11