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時刻は夕暮れ、そう、日没から最初の星が瞬くまでのひそかな境界の時、
ぼくらがあてもなく通りへとさまよい出るころ、
夕陽の最後の光がひと筋の余韻とともに消えていくその時に、
ぼくらは聴くだろう、そ ....
下る――
ある昼と夜に、ありふれた昼と夜に、
長く古い階段を、地下の駅へと、
下る――
ひび割れた鏡の壁、踊り場の剥がれた床、
片方だけ壊れた照明、唸る空調のなかを
送風管 ....
角田寿星さんの安部行人さんおすすめリスト
(2)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
帰るところのない者のための音楽
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安部行人
自由詩
3
05-9-9
鏡のなかのタンゴ(Tango_en_espejo)
-
安部行人
自由詩
3+
04-6-17
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