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干し竿に捉まったやかんが
風をすいこんで
ふるりゆれ

蓋はいつの頃にも
なかったようす

雲が影って 
うつむき
口をぶらぶらしているやかんには
少し水が入っていて
のぞく顔を ....
少し窓を開けた
テトリスのように積まれながら
ほこりひとつたっていない ビル
歩道には街灯がたたずみ
影に埋もれていた 夜

 最初に僕の名前をつけた人のことは
 よく覚えている
 
 ....
角田寿星さんの湾鶴さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やかん- 湾鶴自由詩904-4-14
名前- 湾鶴自由詩4*04-4-14

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