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               僕たちはレコードを回した
                握っていたハンドルも、
                  スパナも振り回した
              ....
 夕方、雨が降っていた。遠くの空は
燃えるように赤かった。その時、僕は
失われつつある詩の中で、電話ボックスに
駆け込み雨宿りをしているか、永遠に続く
右折渋滞の車内にいると思った。
しかし ....
まず
捨てられたままの
目くらのテレビの
スイッチを入れてみろ

おはよう と老婆が
自家製ジャムの瓶に向かって
声をかけると同時に、眠そうに目をこすった
孫たちが起き出すから

 ....
一万匹の野良猫たち―。私はそれを
誰もいない地下トンネルのなかで見た。
小さい火花がパチッ、と弾けるのを
「―死ぬまで身体をこすり付け合うのさ。」
イギリス人の学者の亡霊が囁いた。
 まった ....
物体の起源をめぐる言葉が尽きない
カルシウムの時代―
十月、化石を探すにはうってつけの季節
ポケットのついたズボンをはいて
腕組みをして、ぼくは歩いている。
ジュラシック!
君より小さすぎ ....
角田寿星さんのプテラノドンさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Born_To_WIn_[カラスパナ]- プテラノ ...自由詩3*08-10-4
Apr.set- プテラノ ...自由詩7*07-4-7
ゴミ山とテレビの象徴- プテラノ ...自由詩4*06-3-4
詩力発電- プテラノ ...自由詩5*06-1-29
十月の化石- プテラノ ...自由詩2*05-10-8

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