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「理由」
今、また飛び立っていった
その跡地に残っている匂いを慈しみ
つま先に少しだけ残った春を払い落とした
することもないので、踵の重さを告白する
あなたが、立ち尽くしていた ....
{引用=ソコは。}溢れている
ただ、天蓋はない
一斉に眠ることもあれば
一斉に目覚めることがあるという それだけのことだ
街に耳を当てカツテは聞いた雑踏の鼓動
力強かった
でも、偏在し ....
七月の雨上がりの午後/ 煮沸されるコンクリート
防水シートが波のようにうねり
ステンレスパラペットで囲われた放課後の屋上/ 脱皮するコンクリート
(目をつむって/ ....
彼女は街の一番高い場所にあるカフェで
眺めは先をゆく教会の尖塔に係留させて
クランベリーケーキを焼いている
その白い腕
夜、二人は黙ったまま、二の腕を削った
蝋燭のカスが ベットに散らか ....
{引用=
それは周辺の
}
ルート19はいくつかの人で溢れた湾を通り過ぎ
最果てのような終着駅で小型バスへと繋がる
集落の丘を越え、一息つくとカーブへと向かう
そして視界が開け、海と丘がぶ ....
さかさまにシェイクされた、コンクリートの壁の天井を。
逆立て待ってたの、彼方の空へ飛び出したくて。
境目の、あやふやではっきりとした、灰色と真っ青の空が見たくて。
そして天井の壁に、聞き耳をたて ....
さかさまにシェイクした、ベトンのコンクリートの。
そして壁の天井は。
逆立て、逆立て、彼方の空へ飛び出して。
境目のあやふやな、はっきりとした、灰色と真っ青の。
そして天井の壁は。
聞き耳を ....
雑踏
踏み固められてゆく私の周辺
千日の光束に支えられ 見えない頭上
羽ばたけ フラミンゴ
雑踏の鳴き声を 書き留めるとしたら。。?
フラミンゴ 泣き声の彼方
一年はあっという間に ....
桜は冬に似るものだ
全ての赤血球が重たくて だるいのです
路上で 赤血球を磨いていた 彼女は 路上にそれをぶちまけた
死んだ魚の目をしたそれは 坂を転げていきました
それでもまだ 欲情している ....
この都市の、上空100m
本当の本当に 都市のど真ん中にて
風に乗って舞い上がり
そこに留まっている羽毛
が、もしあるとするならば
僕はこの都市が好きになる
本当の本当に ど真ん ....