すべてのおすすめ
鮮やかにアジサイの色満ち満ちて伝道に妻と訪ねし家
水無月の午後の風頬吹きて妻と訪ぬる坂本の街
日曜の会場に人あふれ聖書を語る若きクリスチャン
今朝の思い
早き朝妻が車の出でゆくを帰り待つぞと呼びかけて立つ
朝夕に神に仕うる身の幸を思いつ今朝も聖書を開く
春の陽が豊かにそそぐ今朝の庭妻の手植えの草花かわゆし
故郷再訪
車窓より比叡の山に霧立ちて緑濃くなる朝十時
傍らの妻は平家の物語読みつつわれは景色をおいぬ
五歳より三十五まで住まいせし京はなつかし心はやりて
春景色浮き立つ志賀は通 ....
妻との外出
友にまた子規の歌集を贈らむと妻にささやく如月の昼
コーヒーのマイルドブレンド注文し二人来にけり茶店の窓辺
薄蒼き空の雲さえ淋しくて風にはためく宣伝の旗