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ひらり おちる
消しゴムのかす
えんぴつを研いだ時の
木の破片
真っ白なノートに書きなぐった
たくさんの言葉たちが
笑う 泣く 笑う
書いては消した 小さな唄
ちっ ....
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った
あぁ、なんて心地よい
名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ....
君という人間が分からない
掴めそうで掴めない君。
手を伸ばしても
あと数センチという所で
泡のように消える。
君という人間が分からない
必要とされてるのか。
され ....
『一人になるのが怖いの』
泡沫のように、貴女は消える。
その黒い目に、この青い空を焼き付けて
届きはしない、その空に恋い焦がれて
誰しも死ぬ時は一人だと
実感 ....