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{引用=
創造妊娠 よもやま野原
病院の二階の窓は三つとも開いていて、そこへ飛び込めばはらいたは治るかもしれなかったし痛い思いをさせるたくさんの穴を塞いでくれるかもしれなかった。息をするた ....
金網の向こう側だけ喘息の発作によく似た狐の嫁入り
夢うつつ 枕のうえには時空間 効き足の指が朦朧として(おやすみなさい)
遠くから地下鉄の音がやってきて 無理して遊 ....
くちばしの長く伸びた蚊に足元を見られて貧血になるくらい
過不足のないライン上を歩いているから
ワタシの内側から何かを持っていこうとしないでほしい
ダレに宛てるわけでもないけれど連絡通路をてくてく ....
手が五股に分かれているのって、本当はとても気持ちが悪いことじゃないかってことに気付いたのは小学4年生くらいのときで、
「人はもともとみんなサカナだったんだよ」
って先生が言ったりしたからどうして指 ....
{引用=
用してください。
の代わりに使用しないでく
薄めた中性洗剤を
確認し、緩みが
アルデヒド)が残
す事がありますの
い。
組み込んだ潮、飲み
新月の細胞が混ざっ
しなさ ....
明け方
白い目で
青空の夢を見ている
夕日が沈む頃は
終わりの見えない草むらに
黄色いブロックを置いて
隙間なく並べていく
毎日ひとつずつ
繰り返しては
あっちの砂漠で焼かれない ....
目が腫れるまで
言葉をつぎはぎして
しんぞうとのうみそを
縫い合わせておきたかった
調和と統合と平和の
マルの中で
哲学から解放されたかった
天地がひっくり返って、
宇宙人が攻めて ....
時計の針がチクチク鳴っていて
私の脈が皮膚を打つのがそれよりも少しだけ早いのが心配だった
{引用=ある晩黒い大きな家の影に
キレイな光ったものが落ちていた
むこうの街かどで青いガスの眼が一 ....
わたしが外から持ち帰った悲しみを
きざんで混ぜてふたりで分けて
あなたが少しだけ多めに食べてくれた昨日の夜
この平穏に嘘の匂いを加えて
壊しかけたのは
わたしたちの今日です
憶測に振り回さ ....
星が死んでゆくとき
個人が来て
、なぜ言うのかしら
欲しい欲しいください
して欲しいください
して
大人の真っ只中で純水を流そうと
躍起になって泣けば
汗ばむ肌はいよいよおかしくな ....
置かれた環境や
色の溢れる胸の内は
適度な重力を宿し
他人の腹の上をのしのし歩く
打ち明けばなしは
互いの腹をぐるぐる回り
僕ら時分を問わず
許し合うことを知る
親しい歩行が生む
....
空の低いところ
まる が
貼り付くさま
きれい
薄紫の
ほくろ ぴたりと
空に寄り添って
引き摺られながら
消えた
また地面の下にゆくね
私の知らない裏側に
混ざりにゆくのね
....
夏嶋 真子さんの佐藤真夏さんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創造妊娠
-
佐藤真夏
自由詩
5*
10-10-17
天気輪の丘
-
佐藤真夏
短歌
1*
10-10-8
レンラクコウ
-
佐藤真夏
自由詩
6*
10-8-1
植物の日課
-
佐藤真夏
自由詩
5*
10-4-25
説明書
-
佐藤真夏
自由詩
4*
10-4-19
うっとりする
-
佐藤真夏
自由詩
6*
10-3-5
見てみて
-
佐藤真夏
自由詩
10*
10-2-18
ひびく
-
佐藤真夏
自由詩
3*
10-1-26
苦行
-
佐藤真夏
自由詩
5*
09-8-19
流星シンドローム
-
佐藤真夏
自由詩
7*
09-7-21
道端
-
佐藤真夏
自由詩
4*
09-6-21
太陽浴
-
佐藤真夏
自由詩
9*
09-6-16
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