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正しいことってどんどんヨコ展開してゆくよね

でも

正しくないことってそこだけで止まってしまうよね

ぼくらはなんでこうも

自分を正当化しようとするのだろう

夕焼けまえの青い ....
僕はたくさんのひとを巻き込みすぎている

それでみんなを

幸福にしているのならいいのだが

ついて来れないひともたくさんいた

僕は反省もするし、確信もするし、

でもさいごには ....
月が笑ってら

それがおかしくて

空手の帰り道

おいらも笑ってら

四十すぎて

空手をはじめて

どうなりたいねん、って言うけれど

やばいくらい

汗をながして ....
夏の

匂い

蚊取り線香の匂い

湿っぽい冷房の匂い

熱くなりすぎた樹脂の匂い

アスファルトに大粒の雨

三回以上したあとの女の匂い

虫たちの

みどりの影
 ....
仲間たちがいとしい

漫画で

謝りたいと感じている、

これを感謝と言うのだろう、

というのがあった

だから仲間たちに感謝している

この仕事をフィニッシュさせるために
 ....
三日月みたいな太陽だと

月が割り込んできただけじゃねえか

三日月みたいな太陽か

戦争なんかもそうなのかな

エゴの上にネーションがあって

ネーション同士のあいだに

ふ ....
戦争のイメージは真夏の闇

前世からのごとく鳴いている蝉ども


宇宙の闇じゃぼくの根っこが泣いている


いま帰宅しました

どっさり疲れたいちにちでした

だれかに弱音を ....
カミナリが鳴ると

暗いお外は夕立のおと

リビングのテレビは

昭和四十年代の時代劇

はんぶんに切ったメロンを薄い皮にして

セブンスターの吸い殻をそのなかに捨てた

暗い ....
やわらかな慈雨が

この岩に穴をあけたのです

どこからか種がやってき

うまい具合な風や雨や光だったのでしょう

穴から松が生えようとしています

教訓を見出だしたい訳ではありま ....
雲海に月昇る

月はまるで僕等のようだ

月光が僕等に平等に降って

くまなくを満たしていた

僕等はキスを試みたけれど

太陽の下でも出来たこと

雲海に月昇る

月光が ....
カミナリが紫白いろに夜を暴いて

さなぎのなかの

生物を見るような緊張を散らした

あなたのことをしばらく想う


宇宙船にのりこんだ

おおぜいのなかの二人になっていた

 ....
別れとは僕のせいで
僕のせいではなくて
やっぱり僕のせいで
それは宗教の奏でる
メロディのひとつだ

みんなの役に立ちたいだなんて
そんな身勝手は遠くにいっちまう
世界平和は想える僕た ....
きみに貸した吉本隆明

興味のそぶり感じたから

ぼくらは口実をこさえていた

どうでもいいような混沌に

希望のひかり点滅させていた

掌なんまいかの詩篇をそらんじてみせた

 ....
たましいの一滴、血の一滴まで
この愛をつらぬいてやるさ

実体のないものに惹かれるのは
実体のないものしか
実体のあるものに繋がっていないから

宇宙のはじまりの名残だろうか

たま ....
来年のこの日を迎えられないことを前提に生きている

死は怖くはないが申し訳ない気持ちが胸に溢れている

あと一年世界平和でも目指して日々を生きようと思う

あとはお任せだ、果報も訃報も生き ....
社会にでていちばん痛感したことと言えば
正しいことが絶対ではない、ということだ

清濁併せのむ、ということではない
清濁は併せのんではいけない

正しいことを振りかざしても、それが伝播しな ....
彼女と気持ちだけ通じあって

その翌日から鳴きだした

セミが鳴いている

ぼくには妻がいる

彼女には彼がいる

宇宙のからくりのなかで

僕らは愛しあい切なくなる


 ....
札幌の空のしたにあなたを感じます

ウルムチの空のしたに憎悪を感じます

俺は地球のうえで空を探しています


疑われているひとを許したのは

生き方を貫き通したかったからです

 ....
あ、○
満月やんけ
なんも映しよらんが
鏡みたいな○や

あれから何年や?
あれからって、どれから?
そやなあ、ふたりで滝さがしにいって、月見ながら、おまえの半ケツ突いてからや、
はっ ....
追憶が虹を
否、追憶は虹/そのものだ
/追いかけても辿りつけない
否、それは俺/そのものだ

きのう死んだ俺は
きのう生まれた
正体はどこにある


追憶が虹を
否、追憶は虹/そ ....
ぼくの存在は地球にしかない
あの青くてきれいな球体にしかない
夏の匂いのまま貼られたアフリカ大陸
ぼくの存在は
あの青くて半分影のあるあそこにしかない


月にはない

太陽にはない ....
ガストで
ましろいA3のコピー用紙に
ボールペンで
いままで実行してきた戦略を書き連ねていた
そうやって戦略を練り直していた

斜めまえのテーブルで
四人の若者たちがくだらなかった
三 ....
誰もがやり直せることを

その情熱の持続を

誰もがひとりではないことを

奇跡を引き寄せるからくりを

その情熱の持続を

ぼくは証明したいのかも知れない


雨が降る青い ....
きょうぼくのからだは

悲しみにつまっている

表面張力いっぱいで

すこしでも揺れたらこぼれそうだ


きっと何十年まえ、何百年まえにか

おなじ日に

悲しみにあふれた日 ....
トラブルのため仲間と徹夜した

そしてみんな元気に帰っていった

勝負はあしただ

トラブルは俺達に

なにを伝えに来たのだろう

いや、俺になにを伝えに来たのか

午前3時5 ....
高一のときいまで言うパニック障害になった
実力よりうえの学校に入ってすこし疎外感を感じていたから
そのことが原因かな、と思った
電車を自転車に変え
剣道部をバスケに変えた
エレベーターには半 ....
久しぶりの天気に気がいってて

あたし首筋に塗るのを忘れた

プラタナスの木陰をえらんで歩いた

もうあきらめながら一日を過ごした

一日にできることなんか知れている

十年かけて ....
私たちから見たら

虫はなにも考えていない

なにも、というのは

私たちの考えていることはなにも、ということだ

地球から見たら

私たちはなにも考えていない

なにも、とい ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
紅茶をのこしてきみは消えた

兄妹のふりをして空の下を歩いた

きみの話に同情して

フロントガラスを殴った

そのあとはじめてホテルに行った

もう何年もそうしている兄妹のように ....
夏嶋 真子さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この袋- 吉岡ペペ ...自由詩709-8-6
このひとを見よ- 吉岡ペペ ...自由詩909-8-5
四十すぎて- 吉岡ペペ ...自由詩709-8-3
夏の- 吉岡ペペ ...自由詩1009-8-2
仲間たちへ- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-30
月と戦争- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-30
真夏の闇- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-28
弾劾- 吉岡ペペ ...自由詩1009-7-24
やわらかな慈雨- 吉岡ペペ ...自由詩1109-7-23
雲海に月昇る- 吉岡ペペ ...自由詩809-7-22
宇宙船のふたり- 吉岡ペペ ...自由詩709-7-19
別れ- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-18
そぶり- 吉岡ペペ ...自由詩509-7-17
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-15
Pray_To_A_Foreign_Star...- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-12
季節のように- 吉岡ペペ ...自由詩709-7-12
セミの記憶- 吉岡ペペ ...自由詩509-7-10
虚空- 吉岡ペペ ...自由詩909-7-8
あ、○- 吉岡ペペ ...自由詩409-7-6
追憶- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-4
存在- 吉岡ペペ ...自由詩1209-7-2
ストラテジィ、ガストで- 吉岡ペペ ...自由詩1009-7-1
青い夕方- 吉岡ペペ ...自由詩609-6-30
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-28
誰もひとりで- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-26
高一のとき- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-25
プラタナスの木陰- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-24
虫の歌- 吉岡ペペ ...自由詩209-6-23
曇り空が好きな心- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-22
紅茶をのこして- 吉岡ペペ ...自由詩209-6-22

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