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銀のトレイン
夜を切り開いてゆく
その中で
静かな
穏やかな
フィルムをめくると
繊細な彫刻が並ぶ草の原
その中に
招き入れられる

きみは愛されている
きみは感じるままに
い ....
あかちゃんとぬいぐるみが
丸い背中を並べて テレビを観ている写真
あなたのページに
詩と共に貼られている
今だってあざやかに

「どうしてだい?
 どうして、あなたが。」

そんなふ ....
春の兆しであたためてあげるよ
川沿いにみなぎるさくらの木々たち
さくらの紅のような ほんのりとした色づきで
水のあるところには命が溢れるんだ
溺れてもいいよ
溺れてもいいよ

わたし ....
夜のピースにはまるひと
かわいい子供が泣いて
そっとオフにもどるひと
見た目はきらきら
こころはながく
話を聞いてくれるひと

お月さまが壊れていると
詩を詠む男の子
半月とひ ....
あの丘には海がある
風にとけたあなたが ささやいていった
赤い自転車から 深緑の海を見上げる
深緑の糸かせから 糸の先を手繰りよせる

右腕に 螺旋を描いてゆく海の糸
ひんやりと
深緑の ....
こないよ
こないよ
このまま
こないひとになるのかな
って
ぶつぶつ頭蓋骨の中でつぶやきながら
階段を下り
上り電車の風を見送る

制服の女の子が柱によりかかって
携帯を耳にあてる ....
帰ろうかな
そう思った
一瞬を幾度か
ちらして!

5月
空は氷を溶かした青で
お花のジェット
バウンド・フォー・トーキョー
千歳の上空から苫小牧
育った家を見下ろした

掘り ....
丘陵にひかる
白い壁とガラスの
その中に彼女はいて
いつもの声色で
「やあ」とほほえむ
黒い髪に白いバラ
ブーケにはビバーナムという
時の花
“ 私に娘が生まれたら
  このドレスを ....
太陽のまばたきのたび
土の上の世界は
うすべにからわかくさいろに
わかくさいろから確かなみどりへ
塗り替えられて
月のためいきのたび
つゆはふくれ
つゆを舐め
くさばなは伸びをして
 ....
夏嶋 真子さんのたちばなまことさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼたん- たちばな ...自由詩710-2-13
内がわと外がわ- たちばな ...自由詩910-2-10
春の兆し、夏の兆し- たちばな ...自由詩11*10-1-28
Piece- たちばな ...自由詩809-9-30
深緑- たちばな ...自由詩11*09-7-25
半袖二の腕考- たちばな ...自由詩709-6-2
千歳の空から花々を- たちばな ...自由詩22*09-5-26
星のたね- たちばな ...自由詩11*09-4-28
太陽と月と詩- たちばな ...自由詩14*09-4-25

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