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私が訪ねると、

火星の蛸は海底へ旅立った後だった。


無重力の自由な不自由も、

遠く君と蛸の住む星も、

私をぽつんとさせた。


帰ろうよ、と

耳元で ....
明るい太陽の下に

重たい雲の下に

嵐の夜の下に

あたしのための

にせものの星空を。

嘘でいいの。

信じさせてくれるなら。

あたしをその空に

飛ばして。
森の猫さんの小鳥さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無重力- 小鳥自由詩5+11-5-21
プラネタリウム- 小鳥自由詩110-6-19

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