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光のぬくもりは
私の頬をななめに撫でて
ゆっくり後退していった

津山駅ゆきの
この乗り物は
私をぐらぐら揺らしながら
こっそり古代へ連れてゆく


あの頃は
ママに叱られそうだ ....
悲しいと思うから
悲しいだけだ

誰かが遠くでそう囁いた

鼻の奥がツーンとして
目の周りがやけどしたみたいに
熱かった





何も知らなかった頃のあたしは
プールで ....
きみの日記だけは
誰に侵されるわけでもなく
ぼくとの季節さえ綴られないまま
風の移り変わりだけが
閉じこめられれば良いと思った

いたずらに慈しめないのは
ぼくが所詮
あらゆる欲望を覚 ....
手の平にありあまる星を抱きしめた君は
在るべき場所に
帰す気なんて初めからないのだろう?

己の記憶が 空を支配することを求める君は…


星が悲鳴をあげているよ
固く縛ってしまったの ....
リズミカルな樹々の風景に佇む俺は
ボーリングのピンのように突っ立ったまま
カウンター越しで待つ、曇った瞳をした青年に
酒を手渡した

幼稚な脚を露にし、
ステージで腰をくねらす女どもが
 ....
withinさんのみぞるるさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紀元前のぬくもり- みぞるる自由詩409-11-1
涙プールにて- みぞるる自由詩7*09-9-20
あなたは他でもなく- みぞるる自由詩209-6-25
もてあそばれた記憶- みぞるる自由詩109-6-23
リズミカルな性- みぞるる自由詩2*09-6-22

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