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汽車の黒煙は
青い田を流れて
薄らいで青空に混ざった
暑い夏が、あった

レールは果てしなく
心躍る未来に向かっていた

淋しげな眼をした
白いワンピースの少女でさえ
いつか、必ず ....
「ととん、ととん」
曇った夜空から
列車の走る音が聞こえる
大気の具合でこんな日がある

目の前に来た列車に
いい加減に乗り
いい加減に乗り継いで
私の旅は現在にある

飛び乗った ....
withinさんの山部 佳さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
梅雨- 山部 佳自由詩214-5-26
列車の音- 山部 佳自由詩1114-5-6

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