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コロナの中に滾る体液
君はきっとその中にいる


死角に穿たれる水路
敷き詰められた鳩の死骸


変容する五月の広場
全てから離れるように
 ....
とけていく和音の

ひびいていく怨嗟の

調律された通路

透明なずれが羽毛のようにあなたの心をとりまく
それは鏡のように豪奢で不穏
痛みはないのに
奇妙な不快感 ....
                

染み透る冷たい澄んだ水を腕に流して/
仮初の水素の香りと爽やかな森の空気がきみの頤から滲み

戦ぐ風               贖罪の韻律がかすかに
 ....
             

猟奇的な、一つの単調な光が、
光、空間の飽和の枠を超えて、純粋に流れ出てくるのを感じなくてはいられない、ほどに、
快感原則の枠を超えて、cottageに、きみの死 ....
           

光にはつるもの
光の布陣
永遠を誘う掌
海潮の平穏な媚態に
永遠の性的な意匠を求めて
無限の荒野を垂直に流れる虹
記憶の曖昧な過程から現‐視野の実存へ
光が ....
             

祭壇に移動してゆく、trayに載った臓器が(緑青を保存しようとして)
燦燦と光を浴びては
ぷらなりあの/
ガスコンロで炙られるような視界を
Opiumの宇宙か ....
無数のマロニエ/或いは樹木の香り
世界がささくれ立ち
保湿して、
穏やかに錯綜する朝が現出する
そして秘めやかに抑揚のない朝が消え
世界は流れ弾き熟れる
無数の弾道がわたしを貫く
一瞬に ....
透明な魚さんのemptyさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
乖離/summer- empty自由詩412-9-22
アウトラインⅠ- empty自由詩312-9-22
群島- empty自由詩3+12-9-21
寂寥の領域- empty自由詩312-9-18
弦月- empty自由詩412-9-18
緑青の杼- empty自由詩412-9-17
嘔吐/隠喩- empty自由詩612-9-17

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