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いくつかだけを覚えていれば良い
喪ってゆくというのも
何かを得るから喪うのだ
人間が生きていて忘れるのも
生きるために整理をしているだけなのだ
ほんの少しの脳の
我が ....
じいさんは なにもないところで つまづく
・
消費者金融の無人審査機の前で
背筋をこころもち曲げている女
どういう顔をしていたらいいか
分からないのだろう
真っ二つに分けた前髪の間からは
かきまぜたコーヒーに入れたミルク
みたい ....
ちょっとだけ生きてみよう
明日だけ
読みたい週刊誌が発売されるんだ
ちょっとだけ
もう少しだけ
今月末には好きなアーティストの歌が発売される
聞いてみたい
今回は ....
自分が嫌いだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな自分が嫌いだ
くろ
人間が好きだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな人間 ....
昔からの友人が
タバコをやめることにして
最後の一本を吸った
けむりだ
僕は朝方のベランダで
でたらめなCMソングを歌い
世界のはじまりを祝福した
....
夕方
ベッドで
横になっている
台所からは
母の立ち働く
音が聞こえる
サクサクいう
包丁の音
ガスレンジをつける
チッチッという音
何か炒める
ジャッという音
....
僕さんの自由詩おすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
忘れる
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doon
自由詩
4*
09-2-27
あの世の石
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高橋良幸
自由詩
2
08-10-9
すかんぴん(大変貧しく、無一文で身に何もないさま)
-
吉田ぐん ...
自由詩
30+
08-10-9
自殺から生きるに至る過程
-
doon
自由詩
3
08-10-6
モノクロストライプ
-
緋月 衣 ...
自由詩
9*
08-10-5
死にぞこないの朝
-
露崎
自由詩
11
08-10-5
台所の音
-
風音
自由詩
4*
08-4-20