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月が光ったり包むように照らす記憶のない、まだはじまったばかりの夜だった。
顔の何処かで泣かないように空に瞳を任せていた。どこを見上げてみても
わたしが知らないだけで、星はやさしく奏でていたんだった ....
勝手のうえに
勝手をこぼしてたら
「それをじぶんに言われてたら
どう思う」という矢印が向いて
ハッと
黙ってしまった
おむつなどを買いに走り
熱り疲れた頭で
排尿日誌がいるか、とか ....
被せ取り込まれるような
ましろい泡に目を奪われる
その姿は優しさ こわさ
はるか遠いのは分かっているのに
手をのばしたくなるのはなぜだろう