すべてのおすすめ
色を落とした、黄色、褐色の、紅色の
手紙の断片たちが、道の片隅や、真ん中に
からっ風で湿度をなくして
散らばっている
それを潰して
計算できない枚数に砕ける
どうしてうれしい
かなしくな ....
月が光ったり包むように照らす記憶のない、まだはじまったばかりの夜だった。
顔の何処かで泣かないように空に瞳を任せていた。どこを見上げてみても
わたしが知らないだけで、星はやさしく奏でていたんだった ....
勝手のうえに
勝手をこぼしてたら
「それをじぶんに言われてたら
どう思う」という矢印が向いて
ハッと
黙ってしまった

おむつなどを買いに走り
熱り疲れた頭で
排尿日誌がいるか、とか ....
被せ取り込まれるような
ましろい泡に目を奪われる
その姿は優しさ こわさ
はるか遠いのは分かっているのに
手をのばしたくなるのはなぜだろう
さちさんの唐草フウさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おちば- 唐草フウ自由詩15*25-11-19
遠くて近い(夏の夜に)- 唐草フウ自由詩16*25-8-12
布団- 唐草フウ自由詩18*25-8-3
夏雲- 唐草フウ自由詩8*24-7-19

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する