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僕はただ認めてほしかっただけ

僕はただ慰めてほしかっただけ

僕はただ支えてほしかっただけ

僕はただ受け入れてほしかっただけ

「僕は間違っていたのかな?」

尋ねてみるとピス ....
新しいバイトで小さな宗教団体のチラシを配る(時給900円);;アパートの端の部屋、ドアを叩く、横の窓から食器用洗剤と人影が見えている「すみません、少しお時間よろしいでしょうか」「ごめんなさい、どちらさ .... かの女は脳天気
ときどき夜遅く、酔っ払って帰宅し
ねむけ眼の娘のまえで歌を歌い、そして
だれよりも早くねむる
ときどき大いびきをかきながら

かの女はおこりっぽい
かの女は平気で娘のまえ ....
枕返し


枕は魂を夢の入り江へ運ぶ舟
夢と現の狭間に横たわる
とろんとした浅瀬を行き来する
僕は腕利きの一等航海士
大抵の鼾や歯軋りには動じないけれど
獏の襲来にはかなり手を ....
遠くの空に
一つ ふんわりと雲が浮かんでいる

家の前で
ボールと遊ぶ少年が
一瞬、その雲に目を遣ったが
すぐに
足下に視線を戻した

もう
彼はあの雲に向かって
手を伸ばさない ....
加太さんの自由詩おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピストル- 1486 106自由詩1*09-5-4
空のはなし- この子自由詩5*09-2-19
母親の生態- 寅午自由詩209-1-14
百鬼夜行詩_<5>- nonya自由詩8*09-1-14
発芽- 高橋魚自由詩109-1-14

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