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最期の窓に

しがみついたのは明け方でした

白々ともせず

空は夜に 漂っていました
こぼれていった 麦茶が目に痛く

はじまりの合図を聞いたのでした

冷たい枠を蹴って
 ....
しんしんと

凍っていく 魚の目を見ていた

切り取られた時間に

付け焼き刃の答えをあてがって

彼等は満足したろうか

語るもののなく

そこに在るだけで

嘘にも宝石 ....
梶谷あや子さんの響さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最期の窓- 自由詩410-9-15
春の夢- 自由詩210-9-15

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