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眠れないまま過ぎてゆく
夜明けとともに
境界線の不在を知る
そのために

昼を住処としたわたしは
眠らない深海のさかな
見えないものは無いわけじゃない
何度もなんども、ただ気付く
深 ....
夜汽車に揺られているということだ
どこかから離れて
どこかへ近づいていく
珈琲を飲み干しただけの私は
すでにさっきまでの場所にも居ない
どこにも居ないのに、ここにいる
誰かの居なくなったそ ....
半世紀も祈り続けて
鳩が太っていく
公園の木は
故郷から引き離された子供のように
ぽつん、ぽつんと育って

生きていこうとする力に
種類なんか無くて
他人の生き様を非難できない
太っ ....
梶谷あや子さんのたりぽん(大理 奔)さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とりのこされる、せかいで- たりぽん ...自由詩6*09-5-23
夜汽車- たりぽん ...自由詩409-5-7
駅・紙屋町- たりぽん ...自由詩12*09-4-26

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