さみしいことを言わないで
抱きしめて
撫で撫でしてあげたくなるから
あまり甘えないで
おっぱいの間に抱き込んで
すりすり頬ずりしたくなるから
どうせいつか足蹴にして
行ってしまうくせに
すごく寂しい時 誰かにいて欲しい時
そんなときは やっぱり君が側にいて欲しい
一人でいると やっぱり君が隣りにいて欲しい
さぶいときは やっぱり君のぬくもりが欲しい
そう思って ....
君は あの日を 覚えているかな?
今日は 君と僕 二人だけの誕生日
世界で一番寒い日に 芽吹いた二人
最初は 伝わらないことだらけで
切なさ募るときもあった でもその度に
君の優しさに触 ....
ことりと落ちた
ひこうき雲
ふれた
こわれた
ないた
嬉しかろうと悲しかろうと
誕生日ってものは1年に1度
必ずやってくる
年を取りたくない、って嘆いたところで
どうしようもない
仕方のないこと
{ルビTHAT′S ALL=それだけ}
....
光り輝く夢なんて すごく儚いモノ
そんな夢を 現実にしようとしてくれた 君がいた
飛行機雲に願いをのせて
一緒に歩んで進んできた道は
最高の幸せと
暖かさだった
全ての人に大切な愛だって
手に入らないこともあるじゃない
適当に感動して一日を潰した私
何もないのに無理やり泣いて
声が枯れたら
また日が暮れた
同じように過ぎていく時は
数 ....
なぜだかいつも
幸せのあとには不幸がやってきて
心のバランスが保たれる
希望はどんどん膨らんで
時に
希望のほうが重く
流れ星を見た。
うつむく彼の頭撫でながら
見ていたら
すっ
すっ、て
花火大会の余韻も
冷めやらぬ私の頭上
初めて見たよ。
2つも。
髪の毛をかきあげたら
鳴くんだよ
....
疾走感 と 焦燥感 の
折り重なった狭間で、
ドライブ
車の窓から手を出して
うしろへ、うしろへ、
流れてゆく景色を
さわって、あそんだ
ときどき
指のあいだをすりぬけて
流 ....
ゴシック体で
明朝の予定を
書かれても
それで
洒落がわからないとか言われても
はみ出した一日の
ここいらが潮時
面識どころか 要は
そろそろ
冷蔵庫のライトも消して ....
きもちとか
こころとか
せかいとか
いのちとか
それからあいとか
まちがっても
ことばでは
いえないようなこと
ひとつの花のうつくしさを
つたえることばは
つねにたりな ....
その日は
大切な人と永遠に
別れた日だった
早すぎる別れに
苛立ちを隠せなくて
一刻も早く
一人になりたかった
それでも
夜空は私を
一人にしてくれなかった
悲しく ....
大声なんか出せば
きっと振り向いてはくれると思ってた
君は振り向かない
歩き去る
寂しいの足跡だけを ぽつぽつ残して
君の心に巣食う黒い悪魔
君の言う夜色の感情
....
最近の僕はマンネリで
弱々しいほどに時代に流されてる
言ったところで世の中くだらないことばかりで
行ったところで無意味に笑う子供のような喧騒
逝ったところで・・・・わからない。
....
両親から送られてきたりんごを食べた。
早く立派になりたい
屋上の空でもない地上でもないコンクリートの上で
ものぐさな空腹は僕の目を覚まさせた。
両親から送られてきた肉が腐れた。 ....
■宮澤賢治
さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!(ダメすぎ)面白いくらい詩を読んでないわけなのですが ....
下駄箱の中
君はいったいどれくらいの間
神と呼ぶものに祈っていたというの
十七歳だったころの
愛されていた少年よ
牛皮の匂いがする両手で
夕日のたまごを包み込んで
叫びたい
本当は
私をかなぐりすてて
泣き叫んで
のたうちまわってしまいたい
そうしないのは
私のプライドだ
聞こえない歌
見えない旋律
確かに感じる
どこかから
流れてくる
それは
川の呟き
木々の囁き
....
君が泣き止むまで
僕は待っているよ
邪魔と思うなら
その辺をぶらぶらしている
助けが要るのなら
何でも話してくれていいよ
誰にでも
辛いことはあって
....
久しぶりに夜が明けたと
寝言のように君が囁くので
久しぶりに
僕らは見つめ合うのです
恋のようだわ
と呟いた君の頬の上
確かに
光がダンス
毎回恋が近づくと
恋は私を愛してくれな ....
きみとぼくのあいだに
けされたせんが
たくさんあって
そういうふうに
きょうかいせんは
あいまいになって
こういうのがいちばん
むずかしい
きみはそこまで
ぼくはここまで
....
君の瞳は僕を導く光だ
僕の指を君の躯へと導く光だ
でも
僕の指に光る指輪が
やめてくれと叫ぶ
これほど
僕たちにとって
正しい瞬間など
ありえないのに
君の瞳は
奪い取ってと
輝 ....
愛されなかった痛みから
私は愛する事の大切さを知る
争い傷ついた記憶から
私は平和を願う
私は罪を犯した事が無く
どうして自分が善人と言えるのか
挫折した事が無く
ど ....
わたしがいたら
あなたは
うれしいのかな
よくわからない
わたしはあなたがいると
さみしいの
それをそっと両手で包むと
私は私のそれに、
途方に似た
責任を感じ
る。
これが
こう誰かに包まれる時が来た
ら、
これは一人歩きして、私の知らない
何処かへ行ってしまうかも ....
だきしめて だきしめかえして
こだまのように くりかえし
はらはら ゆらゆら
ほろほろ くるくる
おどる おどる
あなたのゆるんだ ほほ
あったかい すきが
わたしを みたして
....
熟した果実の様な恋は、
真っ赤なニキビに似ている。
火照ってドクンドクン鳴る中心を
さわるとどんどん大きくなる。
隠そうとすれば、
それまたどんどん大きくなる。
耐 ....
高速道路の外の景色に包まれる
愛しいさよならの君は助手席で
きっと二人の意思で車は走ってる
緑色の看板が迫って
あと何キロ走ればというよりも
君が降りる土地の名前を確 ....
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