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いらないと思ってたけどいらなくなかった
忘れられることが何より怖いくせに
忘れればかなしいことはひとつ 消える
わかっている


雪がとけるのは誰のせいなんだろう


明日の死と永遠 ....
さあ給食当番
鯨の立田揚げかー
みんなによそってあげないと
そんな時に来る
モリタカユキ

おい一茶、
ロボットロボット!
ぼくはロボットじゃない
ニンゲンだよ!

違うって一茶 ....
にぎる みがく はぐきから ちがでる
かがみを ぼけえと のぞきこんで
やるきねえ と ぼやく

また みがく みがく たれる
やすんじゃおうかな とも おもう

すすぐ おえ と なる ....
ながい腕を
まっすぐに伸ばして
陽ざしをさえぎり
さらにずんずん伸ばして
父は雲のはしっこをつまんでみせた


お父さん
いちどきりでした
あなたの背中で
パンの匂いがする軟らかい ....
みずうみに音楽の破片

どうして夜なんだろう

さいごの肉のまじわり


滝まであと少しだった

きみとだったらぼくは


みずうみに音楽の破片

どうして夜なんだろう
 ....
初めましてを交わした瞬間から
さようならへのタイムリミットが正しく始めましてをするんだ

いつがお別れかは解らないけれど
確実にさようならへと近付いてゆく僕ら

今この瞬間もどこかで誰かの ....
おもうあまりに咲いてしまいました

曼珠沙華

赤くて綺麗でさぞかし妖艶でしょう

そんな人なのですわたしは

雄しべと雌しべが花びらより長く飛び出すように

わたしの性も飛び出し ....
スプーンで掬った 自由を口に
レッドワインは 如何と問うわ

血みたいな色って安易過ぎない
我慢が私出来なくなりそうだわ

痛みを知らない人なのねきっと
お皿の上のお魚になるといいわ
 ....
 しまいには獅子舞と化し騒ぎに騒ぎ
 ローズマリーの壁へ荒ぶりを叩きつける
 荒ぶりの後「を」省略するかしまいか
 妹と小一時間協議するなどして日が昇る

 入らない入っていない
 砂漠の ....
{ルビ鰭=ひれ}

少ないということは
時に惨めなことだ
僅かということも
なんだかみすぼらしくて
心細い

単純ということは
なんにも飾りようがなく
寂しいことで
易しいという ....
緑陰に目をこらしても
あるのはハンドメイドみたいな葉と
縫いかけの葉脈だった

ぼさぼさポニーテールの女子高生が
自転車で脇を通りすぎた
うなじからラム酒のような香りが
ひとつの束となり ....
時間がたち
クリームの底がオレンジ色に発火している
そのオレンジ色を知っていて
西 って…

はじまらないけどそこにある
夕焼け なんてとめどない が
その うち  おえてしまう

 ....
そんな曖昧な炭酸水なんかいらない

と あの時は一蹴しましたが
今ならその曖昧さも受け入れられます

大人になった
といえば聞こえはいいですが
ただ こころの中に
白黒つけられない
 ....
空と海の青は
ときどき入れ替わっているのですよ
見下ろすのに疲れたときや
見上げるのに飽きたときに

日が落ちて
水平線がなくなったら
つるん
空の青は滑り台を滑るような
楽しさと一 ....
ラップして…

もいちどそれを
ラップした

寝ても冷めても再加熱
すればいいとは!
ぼろぼろ
目からうろこ

やーらーれーたー
(シャキーン)

とりあえずの解凍
何度で ....
にわとりに撲殺された悲しみ
にわとりに撲殺された悲しみが
誰にも受け入れてもらえないだなんて
誰にもわかってもらえないだなんて
庭でにわとりに撲殺された悲しみを
理解してもらえないだなんて
 ....
 
満員電車に乗って
家を買いに行く

途中、西洋タンポポが
みんな咲いてて
僕はそっと
保安林を抜けたのだった

その先には
どいつもこいつもの風が吹き
ふざけんなの雨が降り
 ....
はふり はふりと
絶え間なく吐き出される
うすく くもった溜め息で
部屋の中のこまごまとした輪郭は
ほとんどなくなってしまった
あいまいにぼやけた世界は
色々なこと を
許してくれそうで ....
 
野菜が野菜の味がしないし
なによりも
僕が僕の味がしないから
ごはんは船に乗った

旅に出るつもりではなく
綺麗な女の人に会うために
船は川でも海でもない
水があるところならどこ ....
太陽とは何だ
太陽のうんちをたべたい

心とは何だ
心から真っ直ぐに思う

愛闇とはなんだ
真っ直ぐなバナナあ、食べたい

今夜 泳いでいるの子よ
真っ暗が暗くなっても 人が愛して ....
重苦しい空気、が
ベッドからはじけて
おじいちゃんの全身、に、
ふりそそぎます
 
点滴、天敵、
内出血で、腕が、
ぜんぶまっかっかが
ぎゅるりと
ぼくのあたまをまわって
いとおし ....
果樹園の果樹を腐らせる液体
十年間もかけて製造したというのに
その間に果樹園は閉鎖されて
今や ファッションセンターしまむら
500円のトレーナーを購入したわたしは
しまむらの駐車場でさめざ ....
じゃぐちをひねったら
鎖骨から流れ出ている
それはスウェットのしずく
水のように ろ過されて

気高い指で曲がったスプーンの
枝と枝をつなぐ
わたしの
鼻骨(けして高いものではなく)
 ....
この文章はおそらく君に読まれる事はないだろうから
だからこれはほとんどひとりごとのようなものだ

ぼくは君でオナった事をそろそろ忘れようと思っているんだ
それでも
君とジョナった事を忘れない ....
どうにもならなさげな
がらくた
みたいなものが
こちり こちりと
じしゃくでくっつくみたいに
よせあつまって
がらくたのかたまり
ではなくて
だけど
なにかのやくにたつのか
たたな ....
しあわせは しあわせは
ぜんぶしあわせなんかじゃなーい
すこしだけ すこしだけ
なみだのかずがへればいい

ひとつだけ しあわせの
たねをのこしてあとはすてーる
かなしくて おしいけ ....
しあわせは しあわせは
ぜんぶしあわせなんかじゃなーい
すこしだけ すこしだけ
なみだのかずがへればいい

わたしだけ ひとりだけ
おなかいっぱいたべたってーさ
うれしくない たのし ....
タイ締め横目に謳い人が口笛。
知で知あらうおかしなやつら。
かっこうつけのよろこびにかっこうつけがかなしみ。
悩むなら悩んだ分動け、むち。
弱きが苦しめ、強きは空しめ。
抽象的のま ....
彼女の晩年は

ほんにんの生き恥をさらすものだった

ひとに気を使わせては

かげではひどく落ち込んで

それには素直になれずに

しかし正直すぎるように生きていた


がん ....
「自動販売機に並ぶ 
 ペットボトルの色水達は 
 どうも買う気がしないねぇ・・・」 

そう友達に話した昨日は 
蝉時雨の降りそそぐ
残暑に湿った一日でした 

翌日一人で出かける僕 ....
このえさんの自由詩おすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
未だ降らない雪のとけることを思って空の向こうばかりを見る日々- 因子自由詩408-10-24
ロボット- じゅらい ...自由詩208-9-25
けだるい- フクロネ ...自由詩608-9-25
- yo-yo自由詩21*08-9-25
月の光- 吉岡ペペ ...自由詩508-9-25
さようならの後に- Rejectend自由詩1*08-9-22
曼珠沙華- ユウタ自由詩2*08-9-22
二羽擦違う- Rejectend自由詩1*08-9-21
_吹聴- 鈴木自由詩608-9-20
- 茶釜自由詩108-9-17
濡れそぼつ- こうや自由詩1*08-9-17
パーを出す前のグー- さわ田マ ...自由詩308-9-17
微炭酸- 明楽自由詩508-9-17
ひみつの話- 明楽自由詩408-9-16
埋まらないタイムカプセル- さわ田マ ...自由詩408-9-13
にわとり- セガール ...自由詩708-9-12
ペーパー・シープ(姓)- たもつ自由詩808-9-12
秋空- 明楽自由詩4*08-9-11
遡航- 小川 葉自由詩5*08-9-11
言葉- 十二支蝶自由詩308-9-11
病床おじいちゃん- ゆうさく自由詩3*08-9-10
夢破- セガール ...自由詩308-9-9
はさま(夏と秋)- 唐草フウ自由詩7*08-9-9
ラブレス- さわ田マ ...自由詩1308-9-9
よせあつまり- 明楽自由詩408-9-8
しあわせのたね(はぴねす編)歌詞- クリ自由詩208-9-7
しあわせのたね_(イーハトブ編)_歌詞- クリ自由詩108-9-7
日本橋労働者懐旧- 詩集ただ ...自由詩108-9-7
生き恥をさらす- 吉岡ペペ ...自由詩308-9-7
(_無題_)_- 服部 剛自由詩408-9-5

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