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この道、を聴きながら今
お昼間にやりたかったこと
木をぐるりと囲んで
だきしめながら
太陽をあびたい
ぽかぽかと
きょうをさかいに
たくさん 人のゆくえが変わった
いつも通る道 ....
小さなまどから
両手を広げたら
境も {ルビ閊=つか}える枠もなかった
風は湿り気
きょうもいくつもの紙ふうせん
昇ってゆく
まだ、両手広げたまま 吸って 吐いて
十字架のか ....
みえるものは
たとえば、光るに足らない星たち
それは遠く、遠くにいる
だいじなともだちの
からだに巻きつく
スパンコールの糸でんわ
暗がりでもこわくない
ほらね きみがいる
....
わたしをつれていってくれるの
衝動的にマンホール
わたしの時間軸
ぶれまくればいい
どーんといってダイブ
そらからふってきて
空に召されたい
あなたのいない地球なんて
彼女 ....
わたしとあなたで
せかいを延ばそう
ーーーーーーーーーーーーーーーー(ノバシボウでも構わない)
熱めのおふろ に
つかるとき ちょっと
ドキドキする
そんなかんじ
守ってるいつも ....
なにもかもを
ゆるせたら どんなに
なにもかもを
わすれられたら どんなに
でもそれじゃあ人じゃなくなっちゃうから
(どんなあなたであっても)
かべとかべがあって
1枚も2枚も変 ....
夜が終わる前に
銀河がサイクロンになって
いらない文字を吸いとりに来る
(サクラ、サクラ、琴のおと)
貼りついてしまったものを
ひとつひとつ
はがしてみれば
どれも忘れがたいもの
けれ ....
赤い銀がみを
しわを広げて
羽織り
巻きつけてみたら
わたしはすべてが
チョコレートになった
はちみつのような夢
蜂の巣を探す君
探しつづけている
わたしは流しで
洗い物を ....
笑ってくれていたらいいな
そのほうが一日の変わり目
にじまないでいられるから
吠えるCALL
急いで階段等を
駆け降りるぼく
残した夜に進化
キャッチして明日の手
前後に揺れて ....
あなたのライナスの毛布は
目には見えない形のない
責めることのない想い人
誰にだってある。あってほしい
毛布がわりに
こころからやすらぐもの
かぼちゃ大王を信じているライナス
母性をくす ....
冬のしぶきあげた 波を
しろいくじらが旋回 押しこめて
少しずつ降ってくる
わたの毛はほつれた傘たち
わたしのしもやけの手
いつか 治るよ
太陽が言った
だから信じてみる
....