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果てしない闇の中
なぐさめの月を抱く
その瞳に映す僕の罪は
笑うたび優しく刺さる抜けぬ棘

欲望は満たされることはなく
偽りのぬくもりは
終わったその瞬間から
この手の中から零れ
漆 ....
僕たちは気づかないうちに
夜の闇に飲み込まれていて
人混みに流されていた

ほんの些細なすれ違いから
互いに伸ばした指先も
届くこともなく
雑踏の中に互いの姿を見失う

 あとほんの ....
午後からは雨がやんだ

小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う

雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる

会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
さとう 星子さんの皆月 零胤さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アウグストゥスの月を抱く- 皆月 零 ...自由詩11*08-8-20
太陽の光はまだ早すぎる- 皆月 零 ...自由詩3+*08-8-12
溺れる魚- 皆月 零 ...自由詩21*08-8-9

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