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「 いってきます 」 

顔を覆う白い布を手に取り 
もう瞳を開くことのない 
祖母のきれいな顔に 
一言を告げてから 
玄関のドアを開き
七里ヶ浜へと続く 
散歩日和の道を歩く 
 ....
「幸」という文字を 
鷲づかみしようとしたら 
いつまでたっても 
この手は空を切りました 



全てを手放し 
両手をまあるい皿にしたら 
今までよりも「幸」の文字が 
くっき ....
さとう 星子さんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海に還った祖母に捧ぐ_- 服部 剛自由詩3509-1-24
幸せの文字_- 服部 剛自由詩508-8-14

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