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父の眼鏡が光を取り込んで
天井に反射をした淡い粒子が
「帰ってきたよ。」と呼びかける初夏の午前中。
庭では母と娘が
来たるべき新盆に備え
草取りをしている。
うっすらと積もる雪の中 ....
父と過ごす最後の時まで
離れまいと決めた早朝。
冷えきった畳部屋であぐらをかき
ゆっくりと茶をすする父がいると
何気なく思う。
眠ったままの父をみつめ
正座を崩してそこに座れば
....
かんなさんの梓ゆいさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
麦藁帽子。
-
梓ゆい
自由詩
6
15-5-17
日常の景色。
-
梓ゆい
自由詩
5
15-5-12
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