すべてのおすすめ
いつの間にか裸足だった
あてのない旅をしていた

気付いたらここがどこかよく分からなかった
草原を目指していたような気がするが
はたしてここは岩ばかりだ

ああそうだ
この頬を ....
潮騒が耳の奥でいつまでも鳴りやまない八月も
半ばを過ぎて
レース糸を通したように陽光が柔らかくなる
ヒグラシもそろそろ日の目を見たくなるだろう


「おまえを必ず守る」なんて言葉を
いと ....
朝焼けが
虹彩から奥を焼く
明らかな
明日に
確信が持てないから
夜を
終わらせずに
朝焼けの夜を
産んだ

ここは
降りる駅を寝過ごしてしまった
風景に似ている
生まれた日 ....
かんなさんのしろうさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裸足のブリキ- しろう自由詩9*10-4-30
八月のフラグメント- しろう自由詩5*08-8-21
カリカチュア・『シンメトリカルアトラス』- しろう自由詩608-8-16

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する