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ソーダ水の
薄い、みず色に光る泡を
優しく、かき混ぜ、溶けるように
わたしの過ぎた惑いを
散らしていった
初夏の早朝に舞い降りる
冷気のビロードで
肌がひんやりする感触が
心地よい ....
離れると 音もなく
落ちた 花びらは
ひとつひとつ 冷たく発光して
私たちは 消失のただなかで
不釣り合いな接続詞を
あてがい 続ける
たくさんの繊細な 傷を
指でなぞり 再生して
....
かんなさんの長崎螢太さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初夏のリズム
-
長崎螢太
自由詩
5*
19-6-19
LED
-
長崎螢太
自由詩
12*
18-12-12
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