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海が
最後の一滴が
空を映した自在の青が
私は
今
消えるのをみた
ささくれた
広い砂漠だ
私は
確かに思う
そうか
私の心は
こんなにも
砂漠だったのだ
それを
満 ....
余計なこと
余計なこと
お祝いメールを
ぽつん
と打って
返事もこない
ただの午後
好きだからこそ
間違える
今の私が
一番きれい
真夜中に
目が醒めて
また哀しい夢を観た
いつも
同じだ
寝室には鏡を置かない
目が合うと
わかってしまうから
昼間の私が
全部嘘で
もう
誰も信じてなくて
....
ほんとうかどうか
知らないけれど
詩の勉強会
みたいなところで
こんなふうに言われるらしいね
悲しいだとか
せつないとかの
感情を指すことばを使わず
あなたの気持ちを伝えてご ....
今にも落ちそうな
線香花火の最後の赤が
すっ
と
手元で息絶える
嗚呼
恋は終わるのだ
こんな風に
化石になって
あなたが
絶望しませんように
会社は
家族なんかじゃなかった
マルクスだとか
神の手だとか
結局
支配するものされるもの
王と下僕
契約
生きることに
契約を持ち込んだ
....
秒針の一周で
思い出すこと
君の瞳
君の笑顔
君のくちびる
君の言葉
君の仕草
君の指先
君の髪の色
君の肌の色
困ったとき見せる君のさみしい目
ふくれっつらしてほんとにふく ....
夜の暗さ
海の暗さ
そこのあるものの 暗さ
波が
うねりを繰り返し
何度でも打ち寄せる
夜の海
釣り人の
投げた重みが
ふかく沈む
あなたと
指を重む
その温度の確 ....
さかなによく似た
君に寄り添って
みたこともない海の
話をする
あなた だってそうでしょう?
本物じゃない
ここにいる僕たちは
だからこそ 寄り添って
途方に暮れた
....
斜面を切り分けて
父の家が建つ
小さな
直方体を
重ねただけの
たぶん
遠い質量の
かたちのないたましいを
とどめおくために
ほっとした表情で
母は告げる
これで
....
目を閉じて
って
言われても
いつも
薄目を開けていた
プレゼントをもらう時
キス する時
人はなぜ
暗闇で迎えるのだろう
大切なことを
わたしは
見届けていたいのだ ....
半分の月
半分の私
半分の影
半分の嘘
半分の過去
半分の夜
半分
しかわたさない
半分の罪
私は
_
東京のさかなは
全然ダメです
死後
七日目ですかって
そんなことを思ってしまう
電車から眺めると
無数の家だ
孤独
の意味を私は思う
ヘッド・フォンで武装して
右側をガ ....
さくらさんのuminekoさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うみのおわり
-
umineko
自由詩
20*
09-7-14
間違いうさぎ
-
umineko
自由詩
6*
09-2-9
うつしみ
-
umineko
自由詩
10*
09-2-1
アーリー・バード
-
umineko
自由詩
18*
09-1-12
それか_ら
-
umineko
自由詩
9*
09-1-4
トワイライト・エクスプレス
-
umineko
自由詩
7*
08-12-25
秒針の一周で
-
umineko
自由詩
17*
08-12-4
質量、海の
-
umineko
自由詩
26*
08-11-30
ルアーズ
-
umineko
自由詩
16*
08-11-25
帰路
-
umineko
自由詩
28*
08-10-6
夜の瞳
-
umineko
自由詩
8*
08-10-5
ハーフ・ムーン
-
umineko
携帯写真+ ...
8*
08-8-9
東京ヘッド・フォン
-
umineko
自由詩
16*
08-5-1
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