すべてのおすすめ
君の手のひらで
雪は溶けていく
それは
僕の涙だと
君は気付かない
季節外れの雪は
僕の思いなのだと
君は気付かない
そして、君は
誰かの腕に抱かれて
雪は ....
ただ、ぎゅっと
握り潰してくれるだけで良い。
オリオンの囁きが聞こえたような気がして
闇が続く空を、見上げた
白い息が流れて行くのが見えだけど
それは、さっきまではアナタの言葉だったモノ
ほら、
もう音も意味も無くなって
....
100億光年の向こう
聞こえるのは
天空に広がる
無数の星たちの囁き
草むらに寝転んで
目を閉じ 耳を澄ます
100億光年の向こう
きみは幸せであろうか
あの日のまま ....
西高東低の天気が続く
晴れのち曇り
夜には雪になるでしょう
浮かれた音と光が乱反射
鈍色の空は静かに押し黙ったまま
泣いても、いいんだよ
ひとりごちる唇は自由だ
右 ....
濡れたアスファルトの上
過去も未来も流れていく
反射して見えたのは
あの日の
小さな嘘だけ
温もりを忘れた右手が
所在無く揺れた
繋がれなくなった指先
ゆびきりは
も ....