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誰もいない路地裏の街灯の下
空を見上げて呟く
少女 一人
星も月もない夜に
膝を抱えてうずくまり
火照った脈を測りながら
忘れ去られた夢を食べながら
獏は大きくなった
誰も望みもし ....
五年前
路面が煮え立つほど暑い夏
プールの栓を抜いたような夕立
の
中でぼくは
キミの嘘を受け止めた
小さな嘘
あまりに小さいから
雨上がりの水溜りに
そっ
と
浮かべてみた ....
蜜柑さんの紫音さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
調律師と靴紐
-
紫音
自由詩
7*
08-8-12
夏の日
-
紫音
自由詩
3*
08-8-6
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