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熱波渦巻くこの街に
晴れ渡る青が落ちて来る
目覚めた意識は盛り上がり
生きて在ることの凄さに打ち震える
疼痛発作の間に間に迫る世界
知覚と思考を圧倒し
銀の輪舞を繰り返す
明るい空が広がっている
陽射しは銀に眩めいて
照らされる街は浮き立って
在ること、在ること
不思議な時
アイスコーヒーを啜っている
わたしが今、此処に居る
空、気持ちよく晴れ上がり
熱、程よく対流し
風、絶え間なく吹き抜けて
この黄金色の一日を
初めて出逢う照り返しを
(浮き上がるような光景を)
胸高鳴り高揚し
奇跡の取得に傾いて
....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪山へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く
鈍色空を背景 ....
風、吹き抜ける
俺の背後から
風、浴びる
首筋の私
公園のベンチに座り
ヘッドフォンを耳に煙草を吹かす若者
その前を
杖をつきながら通り過ぎる痩せ細った老婆
風、吹き抜ける
....
詩の言葉を置くことは
一つの救い
わたしがあなたが
不安に恐怖に脅えていても
詩はわたしをあなたを守ってくれる
その細やかな細やかな律動で
二度と反復され得ない
真新しいビートを刻んで
....
今日も空は青かった
にこりともせずただ青く
無限の沈黙のうちに
それは在った
今日も私は無力だった
宇宙の虚無に耐えかねて
あなたにあることないこと
喋っていた
今日も黄昏は優 ....
うめバアさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝の世界
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ひだかた ...
自由詩
4
22-7-31
イートインにて
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ひだかた ...
自由詩
3
22-5-14
この黄金色の一日を
-
ひだかた ...
自由詩
7*
22-4-30
夢と夜風と雪山と
-
ひだかた ...
自由詩
15*
21-5-17
朝の公園
-
ひだかた ...
自由詩
6
19-10-31
詩を書くということ(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
8
19-8-30
今日もまた、明日もまた
-
ひだかた ...
自由詩
14
19-8-9
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