なぞなぞ好きの俺に

君はなぞなぞを言う

君の生き方がクイズだから

なぞなぞ考えるふりして

俺は後ろめたくなってしまう
森に 街に 空に                             
さんざめく                               
いきものたちの ささやかないとなみ       ....
○ところで皆さん!

ところで皆さん!
口を開けてください!

と、日記に書いた

書いたのは私一人
読むのも私一人
そこから先が続かずに
皆さんが口を開けて待っている

 ....
これは自分の部屋で彼から聞いた話
深夜に泥酔しながらドアをノックした彼の話

とりあえず水を一杯渡すと玄関で倒れ込んでいた彼は
受け取ったコップをじっと見つめたあと床に叩きつける
 ....
右から鼻血が出ると

しばらく左からは鼻血は出ない

うれしいよね
くも 
もく となり
そら 
らそ となる

36,000フィートから の ことば 

とばこ 
ですけれど

あなたへの きもち 

ちもき に 
なったとしても

 ....
打ち上げ花火
きれい
すばらしい
美しい
大きい
立体的
空に映るシネマスクリーンのように
感動しかない
たー
まやー
ときどき、じゃないな(笑)、よく、あるのだけれど、
そんなつもりで書いた詩じゃないのになぁと思っちゃう
感想なり批評なりあって、
でもまぁ、そんなのはどうでもいいんだよな。
「この人はそう ....
兎の好きな彼女のために
ペットショップで衝動買いをした
白地に茶色で小さくてかわいくて
その頃僕たちは同棲をしていて
彼女はその兎をピーターと名付けた
2DKのアパートの寝室だっ ....
夕焼けの頃)

机の上、広口ビンの透明な壁面には
「真空」と書かれている

私はただ、じっとそのビンを見つめているだけだった
あなたはそんな私を若かったのだと笑うだろうか
あるいは、 ....
イメージするということ

たとえば

ゴキブリいっぱいのプールに放り投げられるということ

眠っている間に鼻の穴から寄生虫を入れられるということ


イメージするとい ....
 感情の吐露です
  それは美味いのですか
  脂がのってるのですか
  私は場違いではありませんか
  大将、
  はちまき ずれていますよ
  ずれているのは何だっけ
  そ ....
全ての女の子へ
王子さまは
かえるだったりするのだろうから
玉子さまだったりもする
当然、白馬になんて乗っていないし
スポーツカーなんか持っていないかと思われ
運転免許だって持っている ....
カーテンを開けると大雨だった

ひどく気が滅入る日曜日だ

さらに気が滅入ることに

カーテンを開けたのは彼女の方で

私は外で立ち尽くしていた
お久しぶりと
声をかけると
愛人は
この愛人はとてもよくできた愛人なので
泣いたり駄々をこねたりせずに
お久しぶりと
笑ってくれる

「連絡取れなくてごめんね。元気だった? ....
いまはただ
雨が降り
石にしみるまま
あけないおくで翳のかたちを追っている
ひがしの空だけが
ゆるやかに
くちびるをひらき
すきまから虹彩をのぞむ
わたしは
まるい眠りを
かきわけ ....
背中から腕を回しゆっくり胸を揉む
密着して首筋を軽く噛む
指先で乳首の突端を彷徨い
舌先で耳の裏をなぞる
足首を絡め少しずつ広げる
よく見えるようにする
見せる
うつ伏せにし ....
隣りでは君の咳が止まらずに
ウイルスが部屋中に降り積もって
負けじと僕も僕のウイルスを飛ばしながら
お互いのウイルスは僕らと同じように仲良くしてるのかなんて
そんなこと
ど ....
妻と相談して
家にエレベーターを取りつけることにした
けれど、取りつけた後で
この家には二階も地下室も無いことに気が付いた

ボタンを押すと
チーン
と音がして扉が開く
上にまいりませ ....
死ぬことについて考えようとすると隣りの女が咳をする
地下鉄の 煙草の 吸えないホームの ベンチの 隣りの
頭の 悪そうな服を着てまるっきり趣味ではない
首筋に湿疹を掻いた痕
携帯の画面に夢 ....
『きりんの脱臼』http://www.enpitu.ne.jp/usr9/97379/diary.html
どうやって見つけたのか忘れちゃいました。
おもしろいの。愉しいの。
ふわりと風に持ち上げられて
風船はまた
地面に這いつくばる
いつの間にか
ずいぶん膨らんだ気がする

大きく息を吸って
ゴムの口に吹き込む
酸素と二酸化炭素の比率
だけが
中と ....
あみさんのおすすめリスト(52)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なぞなぞ- 純太自由詩404-1-27
森に_街に_空に- よねたみ ...自由詩704-1-26
小詩集「なんでだろう」- たもつ自由詩1704-1-24
どこにでもある話_3- いとう自由詩403-12-30
うれしいよね- せんたく ...自由詩303-12-25
36,000フィートからのてがみ- バンブー ...自由詩603-12-25
打ち上げ花火- せんたく ...自由詩1*03-12-23
つれづれ- いとう散文(批評 ...1003-12-22
ピーターと僕- いとう自由詩1403-12-1
夜明け前に- たもつ自由詩1803-11-25
Imagine._And_imagine.- いとう自由詩3203-11-23
寿司屋にて- 嘉村奈緒自由詩6003-11-18
Someone_to_Watch_Over_Me〜全ての女の ...- サダアイ ...自由詩1203-11-18
大雨- たもつ自由詩2603-11-13
窓の外- いとう自由詩1103-11-10
「しののめはあなたのなかのまるい眠りに棲む」- キキ自由詩2103-10-27
愛撫- いとう未詩・独白703-10-20
ウイルスの夜- いとう自由詩16*03-10-14
世界エレベーター- たもつ自由詩3903-10-14
隣りの女- いとう未詩・独白703-8-6
きりんの脱臼- 渦巻二三 ...おすすめリ ...303-4-9
ぼくがいる証拠- アンテ自由詩15*03-4-4

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