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僅かに開いた窓の
隙間から作りかけの
建築物が見えた
物陰で時折
火花が散っている
素早く通過する自動車の
車体に反射した灯
が届く
先で一羽の烏が所在無げに嘴を
上下させている
 ....
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ....
間村長さんのnomanさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
区分された領域の先で- noman自由詩317-4-2
戻ってくるものは僅かだから- noman自由詩217-2-6

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