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新しい季節へと
かわっていくなにか
さがすように風を嗅ぐ
子犬になれそう

　　正しいとかまちがい
　　とかはしらない
　　模造できないほんとうを
　　さがすように風を嗅ぐ
　　そん　.... 公園で蝉の骸を踏む乾いた音に
夏の日差しが醒めていきます

夏は生まれゆく季節ではなくて
燃え尽きていく黄昏だから
皮膚の下を流れるもののような色で
手の届かない場所へ
沈んでいくのです　....

笹子ゆらさんのたりぽん（大理　奔）さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
ライカ・シンドローム	- たりぽん ...	自由詩	14*	09-2-16
季節は生まれたりしないのに	- たりぽん ...	自由詩	9*	08-8-17

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